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2007年02月12日
■ グラミー賞雑感
仕事をしながら横目で見ていただけなので、偉そうなことは言えないのだが。
(1)ディクシー・チックス圧勝の結果には、めちゃめちゃ違和感を覚える。
あれからたった3年しか経っていないのに、自分たちがチックスにした仕打ちを忘れたかのように拍手喝采できる神経がわからない。
(念のために書いておくと、私はディクシー・チックスの音楽はものすごく真っ当なもので、人気があるのは当然だと思っています。個人的にはナタリーよりも彼女のパパの音楽を聴くことのほうが多いけどね)
(2)プレゼンターでアル・ゴアが出て来たのに、誰もブーイングしない。
他の場所ならともかく、音楽業界がティッパーとの戦いを忘れていいのか?
(3)オーネット・コールマンがプレゼンターで登場。
黒に金色の模様の入ったへんなスーツ着用。隣に並んだナタリー・コールより頭ひとつ背が低くかった。スピーチライターの書いたつまらない言葉を言わされていて可哀想でした。
(4)ジェイムズ・ブラウンに捧げたステージで、最後にちゃんとダニー・レイが出てきたのは偉いと思った。泣きそうになりました。
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投稿者 chisesoeno : 2007年02月12日 14:27
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